
業務効率化の面でかねてより懸案となっていた、住吉の信号扱いの自動・無人化がようやく完成しました。昨年の夏から工事が進められ、年末にはほぼ完成していたようですが、正月の大輸送後、2025年1月27日から係員の配置が廃止されました。制御方式は終端停留場の場内/出発信号の制御と同じシステムを使っています。上り方向は恵美須町方面と天王寺駅前方面の振り分けがありますが、プリセットされたダイヤを照査し信号を出します。早着すると所定時刻まで信号はでませんし、もしプリセットを間違うと異なる方向に進路が取られてしまいます。
なお、路面電車で常時電車が運行されている本線路の交叉点や分岐点では、国内ほぼ全て自動化(方式は住吉とは異なる)されており、係員が常駐して手動で信号を出していたのは、唯一ここ住吉だけというある意味記念すべきところでした。