山梨県が2021(令和3)年に富士山五合目までのスバルラインのドライブウェイにLRTを敷設するという構想を発表しました。日本でもスイス並みにスマートな登山観光用鉄(軌)道ができるかと期待していましたが、富士吉田市など沿線の市から反対が表明されていました。...
御乗とは行先を間違って乗ってしまうこと、「御降」は降りる駅を間違うことです。誤乗は正式用語としてありますが実は「誤降」はありません。 路面電車では、普通、いくつかの系統が競合している路線では系統番号を見やすいところに大きく掲出し乗り間違い「誤乗」を防いでいます。系統番号以外にも行先幕の色を変えるなど工夫しています。...
11月も半ばがすぎ寒くなってきましたが、この季節になると大和川にユリカモメがやってきます。...
本日11月17日は関西文化の日。博物館や美術館が無料となるほか、多くの文化的イベントが開催されます。...
最近、堺で路地を歩く外国人観光客のグループをよく目にするようになりました。彼らは決して街歩きを楽しんでいるのではなく、包丁を求めて「さまよって」いるのです。簡単なSNS情報をもとに刃物店を捜しているようです。一部の刃物ショップは自前の外国語のホームページを持っていますが、堺コンベンション協会や伝匠館といった公的機関のホームページの英文ページありますが、堺で包丁を買いたい外国人にはあまり役に立っていないようです。 堺の刃物は世界のブランドになっており、堺の刃物がほしいと日本観光の折に堺まで足を運んでくれているのです。 刃物店のなかには外国人客は手間がかかると敬遠する向きもあるようですが、この商機を横目で見るだけでなく、ポジティブに対応すること求められるのではないでしょうか。外国人観光客への的確な情報提供は、快適でスムーズなショッピングができるようにしてあげることで重要なおもてなしの一つになると思います。 具体的には、外国人客の対応ができるショップや見学できる工房をまとめたマップをWEBに公開する、日本人のお客様にも喜ばれると思います。伝匠館のフランス人スタッフが大活躍で敬意を表しますが、といって彼に任せておけばええやん、ではだめでしょう。
暑かった昨日迄からころっと変わって、すこし肌寒い位のさわやかなお天気となった10月20日、堺まつりが開催されました。...
今年のすみ博ガイドが発行されました。主に住吉区の歴史や文化、人、まち、グルメなど見どころやトピックなどを紹介する、楽しい住𠮷まるごとガイドブックです。 当会は例年と同じく、見開き2頁をいただき住吉区のシンボルの一つである阪堺電車を「ちん電は街のみんなのたからもの はしれチン電 次の時代へ!」と題して紹介しています。...
熊本市電がアクシデントやインシデント続きで国から指導を受ける事態になっています。鉄軌道事業者であってはならないトラブルが連発する背景に、現業職員のほぼ全員が非常勤職員(期限付きの契約職員)という熊本特有の事情があるようです。...
1974年の第1回以来51回目を数える堺まつりが10月19・20日の週末に開催されます。コロナ前までは呼び物だった大小路通りのパレードはなくなり、「動」から「静」のまつりに変身しています。子どもたちが参加を楽しみにしていた鼓笛隊や吹奏楽のパレードもなくなりました。唯一「動」を感じられるふとん太鼓も数を減らして大小路バス停付近で気勢を上げるだけとなりました。 阪堺電車の態勢も縮小され、昨年は、増発運転せず休日ダイヤで運転しました。来場者は減少気味とはいえやはり数10万人単位でやってくるので当然満員、家族連れに多いベビーカーの乗降は極めて困難、あれやこれやでダイヤ乱れが頻発し、やっぱり阪堺線はアカンなという声も聞こえてきました。 今年はいかがなるのでしょうか。
コロナ禍時、乗客が減少しすべての公共交通事業者は対策に追われました。公共交通は30年前の国鉄民営化が大きな引き金となり、各社競争でサービス改善、利用者増に邁進しました。それまでは「乗せてやる」側=事業者の論理のみが跋扈し、乗る側=乗客の論理はほぼ顧みられませんでした。...